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https://doi.org/10.24546/81012022
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81012022 (fulltext)
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87
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81012022
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
20 世紀初頭中国における「宣伝」の成立 : 革命の「鼓吹」から政党理念の「宣伝」へ
その他のタイトル
Establishment of "Propaganda" in China in the Early 20th Century : From the "Impregnation" of Revolution to the "Propaganda" of the Political Party’s Ideology
著者
著者名
鈴木, 隆弘
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
33
ページ
95-113
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2020-03-25
公開日
2020-03-27
抄録
本論文は、辛亥革命時期における「鼓吹」が1919年以降に「宣伝」と言い換えられたことに着目し、「鼓吹」から「宣伝」への質的変化を明らかにしながら、中国国民党に宣伝部が設置される過程を検証した。「鼓吹」は、革命を訴えることに注意が注がれ、手法は活字がほとんどであり、対象は識字層に限られていた。一方、第一次世界大戦やロシア革命によって「宣伝」が世界的な潮流となるなか、1919年後半以降に中国の知識人に広まった「宣伝」は、訴える内容が政党理念としての主義に大きく変化しており、手法も活字だけでなく、口頭で訴えることも意識されるようになり、大衆に訴えていく必要性が唱えられるようになっていた。こうした「宣伝」観の変化の結果、宣伝部が置かれることになったが、特に孫文が宣伝部設置で主導的な役割を果たしていた。孫文は三民主義への服従を強く求めており、設立された宣伝部に対しても党内外の言論を一色に染めることが期待されていたことを論じた。
キーワード
宣伝
鼓吹
中国国民党
宣伝部
孫文
カテゴリ
国際文化学
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33号(2020-03-25)
紀要論文
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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資源タイプ
departmental bulletin paper
eISSN
2187-2082
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