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https://doi.org/10.24546/81012025
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81012025 (fulltext)
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メタデータ
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メタデータID
81012025
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
D. H. Lawrence and Feminism
その他のタイトル
D. H. ロレンスとフェミニズム
著者
著者名
Yamanouchi, Rie
言語
English (英語)
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
33
ページ
160-179
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2020-03-25
公開日
2020-03-27
抄録
D・H・ロレンスは思ったり感じたりしたことを率直に文字にする傾向があるため、女性への否定的な感情や、女性を支配したい欲求などもしばしば文章中に見られ、「女嫌い」と評されることがある。特に『性の政治学』(Sexual Politics)でケイト・ミレットが彼を男性優位主義者と批判して以来、彼はフェミニストの攻撃の的になった。ミレットは彼が「女性を完全に支配することを欲望する」と論じる。しかし、そのようなロレンス像は、伝記や手紙などから伝わる彼のイメージと一致しない。『性の政治学』は人気を博したが、一方で、ロレンスの作品や人生をよく知る批評家たちはミレットに反論している。また、最近ではミレットの論に批判的な立場をとるフェミニストも存在する。本論ではそのような状況を理解したうえで、女性に対するロレンスの態度や考え方などを、伝記や手紙、作品を参考にしながら探る。そして、彼が男性優位主義者ではなく、むしろ女性への共感が当時の他の男性たちよりも強かったことを示す。最終的に、ミレットの論がロレンスの一面しか扱っておらず、彼女のロレンス像には偏りがあることを証明する。
キーワード
D. H. Lawrence
Feminism
Kate Millett
Sexual Politics
カテゴリ
国際文化学
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33号(2020-03-25)
紀要論文
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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資源タイプ
departmental bulletin paper
eISSN
2187-2082
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