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https://doi.org/10.24546/81012581
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2025-05-07
14:07 集計
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81012581 (fulltext)
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293
メタデータ
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メタデータID
81012581
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
日本語学習者の書き言葉における条件節の使用の実態調査 : 「JCK 作文コーパス」を用いて
著者
著者名
安, 美彦
言語
Japanese (日本語)
収録物名
統計数理研究所共同研究リポート
巻(号)
444
ページ
175-190
出版者
統計数理研究所
神戸大学大学教育推進機構石川慎一郎研究室
刊行日
2021-03-15
公開日
2021-03-10
注記
「第二言語の言語知識と言語産出の関係性の解明 : 統計的アプローチによる検討(Knowledge and Performance: A Quantitative Analysis of Learners' L2 Use)」(2020 統数研 一般研究2-00007)
抄録(自由利用可)
本研究では,「JCK 作文コーパス」を用いて,4 つの条件節「と」,「たら」,「なら」,「ば」の頻度,使用環境と前接共起語の傾向性を明らかにする上で,日本語母語話者と比較しながら,書き言葉における中国人日本語学習者,韓国人日本語学習者の条件節の使用実態の解明を目指す。その結果,(1)中国人学習者は条件節の全体の使用が多いこと;学習者の「たら」節の使用は母語話者より多いこと;特に韓国人学習者が「たら」節を多用すること;それに対して韓国人学習者の「ば」節の使用が少ないこと,(2)母語話者は使用環境による条件節の選好性が見られるが,学習者には同じ傾向性が見られないこと,(3)学習者の「ば」と「なら」に特徴づけられる前接共起語には母語話者と異なる傾向性が見られるが,これは母語の影響が考えられることが明らかになった。これらの結果は,日本語学習者に条件節指導を行う際,学習者の母語を配慮する必要があると示唆しており,また,より自然な使用のため各条件節を特徴づける使用環境も考慮しながら指導を行うことが重要であると示していると言える。
キーワード
条件節
対照中間言語分析
書き言葉
学習者コーパス
カテゴリ
統計数理研究所共同研究リポート(神戸大学石川慎一郎研究室刊行分)
>
444号(2021-03-15)
紀要論文
関連情報
URI
https://www.ism.ac.jp/kyodo/index_i.html
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
BN02360534
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