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https://doi.org/10.24546/81013112
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81013112 (fulltext)
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91
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81013112
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
蒙疆政権下の軍事人材育成機構について
その他のタイトル
Military Schools Established by MengJiang 蒙疆 Government
著者
著者名
白, 那日蘇
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国際文化学
Intercultural Studies Review
巻(号)
35
ページ
151-172
出版者
神戸大学大学院国際文化学研究科
刊行日
2022-03-18
公開日
2022-03-23
抄録
近代内モンゴルにおけるモンゴル人向けの軍官学校としては、満州国の興安軍官学校と、モンゴル民族の自治独立運動を率いる徳王が西部内モンゴルに樹立した蒙堰政権の幼年学校・蒙古軍総軍軍官学校とが挙げられる。徳王は1936年に最初の「軍官学校」を創設したが、1939年にはそれに代わって日本式の蒙古軍幼年学校を創設した。1943年にはそれに加えて総軍軍官学校を設立する。満朴1国と蒙櫃政権におけるこれら2系統の軍官学校は、いずれもモンゴル人軍人を育成するための日本式の軍官学校であった。独力で教育を施すことが難しかった蒙腫政権はやむを得ず日本と協力し、上記3校の設立によってモンゴル人の軍人や教官を自主的に育てることができるようになったのである。上記3校設立の詳細を解明すれば、蒙腸政権の軍事政策やこれらの軍官学校が政権のモンゴル人部隊に与えた影響を解明できるであろう。本研究では当事者たちの回想録や日本側が残した当時の記録を直接利用する。結論としては、これらの軍官学校の設立時に最も重要な役割を果たしたのが日本側の軍人ではなく徳王その人であったという事実を得た。
キーワード
蒙彊政権
徳王
軍官学校
幼年学校
汎蒙古思想
カテゴリ
国際文化学
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35号(2022-03-18)
紀要論文
関連情報
URI
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/kbkjnl
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資源タイプ
departmental bulletin paper
eISSN
2187-2082
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