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https://doi.org/10.24546/81013205
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2025-04-29
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81013205 (fulltext)
pdf
3.12 MB
90
メタデータ
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メタデータID
81013205
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
マックス・ウェーバーの理論的変化に関する計量テキスト分析の試み : 『経済と社会』旧稿と改定稿の比較を事例として
マックス・ウェーバー ノ リロンテキ ヘンカ ニ カンスル ケイリョウ テキスト ブンセキ ノ ココロミ : 『ケイザイ ト シャカイ』 キュウコウ ト カイテイコウ ノ ヒカク オ ジレイ ト シテ
その他のタイトル
Metrical Analysis of Theoretical Change in “Wirtschaft und Gesellschaft” by Max Weber
著者
著者ID
A0554
研究者ID
1000080324896
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=8aa2cb5194845c47520e17560c007669
著者名
橋本, 直人
Hashimoto, Naoto
ハシモト, ナオト
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
15(2)
ページ
91-107
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2022-03-30
公開日
2022-04-07
抄録
多くの学問分野にとって、学説史研究は分野の基礎をなす重要領域でありながら、しばしば検証可能性に欠け、複数の解釈が併存したままになりがちである。社会学の古典、マックス・ウェーバーに関する研究にもその傾向は否めない。そこで本研究は、マックス・ウェーバー研究を事例として、計量テキスト分析の導入を試みる。具体的には、草稿群から編集されたウェーバーの著作『経済と社会』について、「旧稿」と「改訂稿」との間で(1)基礎的諸概念の理論構成に、単なる用語法以上の差異があるか否かを計量的に解明し、(2)その差異の意味をウェーバーのテキストにさかのぼって解釈する。そのうえで(3)この差異がより具体的な社会学的な内容(ここでは支配論)に及ぼす影響を計量的に分析し、その意味をテキスト解釈によって明らかにする。以上の分析を通じ本研究が明らかにしたのは、(1)「旧稿」と「改訂稿」の基礎概念には重要な差異が存在する、(2)その差異は「旧稿」での流動的な秩序観が「改訂稿」で放棄されたことを示唆する、(3)この差異が具体的には支配論における「服従」概念の規定にも影響している、という3点である。こうした結果を踏まえ、本研究は学説史研究にとって計量分析が有意義な相補的アプローチであることを主張するものである。
キーワード
テキストマイニング
Max Weber
『経済と社会』
ダブル・コンティンジェンシー
学説史研究
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
15巻
>
15巻2号(2022-03-30)
紀要論文
関連情報
URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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