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https://hdl.handle.net/20.500.14094/90007614
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説明
90007614 (fulltext)
pdf
845 KB
104
メタデータ
ファイル出力
メタデータID
90007614
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
産科混合病棟で助産師と看護師が協働する分娩期の看護時間と看護行為
著者
寺岡, 歩 ; 齋藤, いずみ ; 田中, 紗綾 ; 佐藤, 純子
著者名
寺岡, 歩
著者ID
A1222
研究者ID
1000010195977
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=1e32654e3736e97f520e17560c007669
著者名
齋藤, いずみ
Saito, Izumi
サイトウ, イズミ
所属機関名
保健学研究科
著者名
田中, 紗綾
著者名
佐藤, 純子
言語
Japanese (日本語)
収録物名
日本助産学会誌
巻(号)
33(1)
ページ
82-91
出版者
日本助産学会
刊行日
2019
公開日
2020-11-18
抄録
目的: 分娩取扱い病院で約8割を占めている産科混合病棟の,助産師と看護師による分娩期の看護時間と看護行為を明らかにし,助産師と看護師が協働する分娩期看護の安全性の向上に資する示唆を得ることを目的とする。対象と方法: 正期産経腟分娩の事例を対象とした。産婦の入院から分娩後2時間値の測定終了までを分娩期とし,調査員がタイムスタディ法を用いて産婦と新生児に関わった全ての看護者の看護時間と看護行為を測定した。結果: 調査期間の14日間に10例(初産婦4名,経産婦6名)の分娩があった。分娩期の経過時間中央値は467.0分で,1組の母児に対して分娩期に関与した人数の中央値は助産師が6名,看護師は2名,提供した看護時間中央値は助産師が436.5分,看護師が41.0分であった。観察された看護行為26項目のうち看護時間の上位3項目は,助産師では「助産診断(産婦の観察)」「看護記録」「直接分娩介助」,看護師では「新生児介助」「間接分娩介助」「(診療,処置の)準備・後片付け」であった。助産師と看護師の看護時間および看護行為は,事例の個別性および分娩進行状態に対応して変動がみられた。入院から子宮口全開大に至るまでの時間に看護者間の連絡回数が集中しており,情報交換や業務調整が行われていた。結論: 分娩期に観察された看護行為から,助産師と看護師はそれぞれの専門性に応じた役割分担をしていることが実証された。産科混合病棟では分娩第2期までの経過時間に看護者間の連絡を密にして,他科患者への業務調整ならびに分娩準備を行うことが重要である。それにより,分娩第2期・第3期に母児に対し集中して看護することが可能になり,分娩期の安全確保につながることが示唆された。
キーワード
産科混合病棟
分娩期
看護時間
看護行為
協働
カテゴリ
保健学研究科
学術雑誌論文
権利
© 2019 日本助産学会
関連情報
DOI
https://doi.org/10.3418/jjam.JJAM-2018-0025
NAID
130007670270
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資源タイプ
journal article
ISSN
0917-6357
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eISSN
1882-4307
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