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https://doi.org/10.24546/E0040944
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2025-05-18
13:21 集計
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E0040944 (fulltext)
pdf
410 KB
397
メタデータ
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メタデータID
E0040944
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
青年期における多次元共感性と自己関係づけの関連
セイネンキ ニオケル タジゲン キョウカンセイ ト ジコ カンケイヅケ ノ カンレン
その他のタイトル
The relationship between multimentional empathy and self-reference tendency in adolescence
著者
著者名
佐村, 志穂美
著者ID
A0005
研究者ID
1000060186939
KUID
https://kuid-rm-web.ofc.kobe-u.ac.jp/search/detail?systemId=9ca4e7be0dc581e9520e17560c007669
著者名
齊藤, 誠一
Saito, Seiichi
サイトウ, セイイチ
所属機関名
人間発達環境学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
15
ページ
7-12
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2016-03-31
公開日
2017-07-18
抄録(自由利用可)
本研究の目的は,青年期における共感性の傾向が,自分に向けられたのではないかもしれない出来事に対して自分がその出来事の対象ないし被害者であると過剰判断する傾向である自己関係づけに及ぼす影響について,共感性の情緒的側面・認知的側面と自己指向性・他者指向性という2つの観点から検討することであった。大学生 144 名を対象に質問紙調査を行い,多次元共感性尺度と自己関係づけ尺度への回答を求めた。その結果,程度の差はあるが共感性のいずれの下位尺度も自己関係づけに影響を及ぼしていることが示された。なかでも,他者の意見や感情に影響されやすい素質的な傾向である被影響性と自己に焦点をあてて共感する傾向である自己指向性が自己関係づけを引き起こしていることが明らかになった。性別ごとに検討を進めた結果,男性の場合は,被影響性の高さに加えて,相手の立場に立って正しく理解しようとする認知的傾向である視点取得の低さが自己関係づけを引き起こしていること,女性の場合は,被影響性の高さと自分に焦点を当てて情緒的に反応する傾向である自己指向的反応の高さが自己関係づけを引き起こしていることが示唆された。以上の結果より,自己関係づけをもたらす共感のありかたには性差がある可能性が示された。
カテゴリ
人間発達環境学研究科
神戸大学発達・臨床心理学研究
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15号(2016-03-31)
紀要論文
関連情報
NAID
40020871495
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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