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https://doi.org/10.24546/E0040945
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E0040945 (fulltext)
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388 KB
150
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メタデータID
E0040945
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
日常的な出来事における自伝的推論の過程モデルの検討
ニチジョウテキ ナ デキゴト ニオケル ジデンテキ スイロン ノ カテイ モデル ノ ケントウ
その他のタイトル
A suggestion of a model of a process of autobiographical reasoning in everyday events
著者
著者名
中園, 佐恵子
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
15
ページ
13-22
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科心理発達論分野
刊行日
2016-03-31
公開日
2017-07-18
抄録(自由利用可)
本研究では日常的な出来事における自伝的推論の過程について検討した。自伝的推論とは過去の出来事と自己を結びつける内省的思考過程である。Habermas & Bluck(2000)の提唱した自伝的推論はライフストーリーの一貫性を構成する過程として定義された。ライフストーリーとは個人の人生に意味と統一性と目的を提供する自己についての物語で,人は自己を示す物語をそれぞれ持ち,それを通して経験した出来事を意味づけ,物語に統合する。しかし,先行研究では日常的に自伝的推論が起こるのか,その過程のモデルは示されていない。この自伝的推論の過程を絵本を用いた半構造化面接を行い,検討した。関西の大学生 10 名(男性 6 名,女性 4 名)にインタビューし,得られた逐語録を分析した。その結果,「過去についての意味づけ」,「出来事をふり返る」,「自分の変化」,「思い出したこと」の 4 つの上位カテゴリーが抽出された。その上位カテゴリーの関係から,絵本を手がかりに記憶を想起し,それに自伝的推論を加え,結果として自己の連続性を確認するという大きな流れを持つということがモデル化された。
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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15号(2016-03-31)
紀要論文
関連情報
NAID
40020871508
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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