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https://doi.org/10.24546/E0041009
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E0041009 (fulltext)
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729 KB
46
メタデータ
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メタデータID
E0041009
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
ロバート・トレンズと比較優位の原理
ロバート トレンズ ト ヒカク ユウイ ノ ゲンリ
その他のタイトル
Robert Torrens and the Principle of Comparative Advantage
著者
著者ID
A0653
研究者ID
1000060550986
著者名
久松, 太郎
Hisamatsu, Taro
ヒサマツ, タロウ
所属機関名
経済学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
國民經濟雜誌
巻(号)
214(5)
ページ
51-70
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2016-11-10
公開日
2017-12-04
抄録
トレンズの比較優位の原理における2国2財1生産要素モデルは, 固定的な投入係数, 生産要素の国際間移動の不可能性, 財の使用価値 (効用) で表現される貿易利益, 両国の機会費用の開区間で示される交易条件の範囲, 需要と供給による国際交易条件の決定などの特徴をもつ。 彼の原理は, リカード本人の原理とは異なり,国際経済学の教科書で周知のリカードモデルと多くの類似点をもっているが, これは, 彼がペニントンやJ. ミルの論著とかかわる過程でリカードの貿易理論を受容し発展させた結果の産物であった。 またトレンズがこの原理の優先権を主張したことで, 同じ原理をリカードも展開していたという解釈が表面化し, どちらに優先権があるかをめぐって20世紀の著名な経済学者たちが権威ある学術誌で論争してきたことで, その解釈はより普及したと考えられる。 周知のリカードモデルをリカードがうみ出したという神話の創造に, トレンズがかかわっていたことは否めない。
キーワード
比較優位の原理
R. トレンズ
D. リカード
J. ミル
J. ペニントン
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌
>
214巻
>
214巻5号(2016-11-10)
紀要論文
関連情報
NAID
40021014386
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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