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https://doi.org/10.24546/E0041158
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E0041158 (fulltext)
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メタデータID
E0041158
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
中年期の夫婦関係に子の離家と結婚コミットメントが及ぼす心理的影響
チュウネンキ ノ フウフ カンケイ ニ コ ノ リカ ト ケッコン コミットメント ガ オヨボス シンリテキ エイキョウ
その他のタイトル
Psychological Influence of Children's home-leaving and Marital Commitment on Midlife Marital Relationship
著者
著者名
末広, 祐美
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
16
ページ
6-13
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科(心理発達論分野)
刊行日
2017-03-31
公開日
2017-07-18
抄録(自由利用可)
本研究では,中年期の夫婦関係に子の離家というライフイベントが与える心理的影響を,夫婦関係の背景に存在する結婚コミットメントの観点から検討することを目的とし,大学生の子をもつ夫婦 248 名 (妻 130 名,夫 118 名) を対象に質問紙調査を行った。結婚コミットメントの特徴により,親密性を重視する「愛情重視群」,親密性だけでなく夫婦関係の機能的・規範的側面も重視する「バランス群」,親密性の低い「諦め機能高群」の 3 群に分類した。この結婚コミットメントと,子の離家経験の有無を独立変数として夫婦関係満足度,夫婦の共同行動,子の離家を契機とする夫婦関係の変化,心理的 well-being について夫婦別に分散分析を行った。その結果,妻においては子が全員離家することにより夫婦の会話量や共有時間が増え,夫婦関係の変化を感じられること,「諦め機能高群」では,子と同居しているよりも子が全員離家しているほうが夫婦関係満足度が高いことが示された。また,心理的 well-being には子の離家経験よりも結婚コミットメントとの関連が多くみられた。一方で,夫においては夫婦関係満足度と結婚コミットメントとの関連のみにとどまり,子の離家経験は夫における夫婦の関係性認知に関連しないことが示され,子の離家というライフイベントの受け止め方や認知に夫婦間でズレが生じていることが明らかになった。
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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16号(2017-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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