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https://doi.org/10.24546/E0041160
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E0041160 (fulltext)
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47
メタデータ
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メタデータID
E0041160
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
Sense of Coherenceの因子に注目した文章完成法の反応の検討
Sense of Coherence ノ インシ ニ チュウモクシタ ブンショウ カンセイホウ ノ ハンノウ ノ ケントウ
その他のタイトル
Consideration of response to sentence complement test focused on component of Sense of Coherence
著者
著者名
雲財, 啓
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学発達・臨床心理学研究
巻(号)
16
ページ
19-22
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科(心理発達論分野)
刊行日
2017-03-31
公開日
2017-07-18
抄録(自由利用可)
近年注目されている健康生成論モデルにおいて, Sense of Coherence (SOC) は健康に向かう力と言われ, このモデルの中核でもある。SOC は把握可能感, 処理可能感, 有意味感の 3 つの因子から構成されているが, 従来の研究は各因子の機能を個々に検討するに留まり, 各因子の組み合わせによる差異は十分に検討されてきたとは言えない。そこで本研究では, SOC の下位因子をクラスター分析により分類し, 置かれている環境や日常生活の志向性の差を文章完成法 (SCT) により検討した。クラスター分析の結果, 把握可能感高群, 有意味感高群, SOC 低群, SOC 高群の 4 群に分類された。SCT の反応を肯定的反応, 否定的反応, 両価的反応, 中立的反応に分類し, 4 群の反応の差異をχ2 分析により検討した結果, 各群の反応に差異が見られた。SOC 高群において肯定的反応が多く, SOC 低群において否定的反応が多かったことは, 従来の研究で指摘されてきた SOC の有用性を支持するものであった。また, 有意味感高群, 把握可能感高群においても反応に差異が見られたことは, SOC の各因子の高低の組み合わせによって差が出ることを示唆している。
カテゴリ
神戸大学発達・臨床心理学研究
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16号(2017-03-31)
紀要論文
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資源タイプ
departmental bulletin paper
NCID
AA11821911
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