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https://doi.org/10.24546/E0041349
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E0041349 (fulltext)
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583 KB
27
メタデータ
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メタデータID
E0041349
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
EU銀行同盟と銀行構造改革に関する批判的考察 (<特集>様々な危機に立つEU経済)
EU ギンコウ ドウメイ ト ギンコウ コウゾウ カイカク ニ カンスル ヒハンテキ コウサツ (<トクシュウ>サマザマナ キキ ニ タツ EU ケイザイ)
その他のタイトル
Critical Review of the Banking Union and the Banking Structural Reform in the EU (<Special Issue>The EU Economy on the Brink of Crises)
著者
著者名
星野, 郁
Hoshino, Kaoru
ホシノ, カオル
言語
Japanese (日本語)
収録物名
國民經濟雜誌
巻(号)
217(1)
ページ
37-71
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2018-01-10
公開日
2019-02-01
抄録
ヨーロッパは, グローバルな金融危機に端を発した危機を経験して10年余り, 漸く危機を克服しつつあるかのように見える。しかし,決してそうではない。 確かに,銀行同盟が創設され, その下で大手銀行に対する監督・規制も統合・強化され, 同時に資本の増強もなされた。 また, 銀行が経営破綻した際には, 公的資金の投入を避け, 株主や債権者に損失負担を負わせるベイルイン原則も導入された。 にもかかわらず, イタリアの銀行危機では, 銀行の救済に巨額の公的資金が投入され, EUの破綻処理スキームと銀行同盟の限界が明らかとなった。 大き過ぎて潰せない銀行問題も, 未解決のまま放置されている。 さらに, 資本市場同盟の浮上とイギリスのEU 離脱を機に, 規制の再緩和を求める銀行業界の攻勢が顕著となっている。 EUの目指す銀行同盟の完成や資本市場同盟の実現も, 大きな困難が予想され, 最終的な金融危機の克服にはつながらないであろう。
キーワード
銀行同盟
資本市場同盟
イギリスのEU離脱
べイルイン
カテゴリ
国民経済雑誌
>
217巻
>
217巻1号(2018-01-10)
紀要論文
関連情報
NAID
40021454065
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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