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https://doi.org/10.24546/E0041903
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E0041903 (fulltext)
pdf
1.71 MB
54
メタデータ
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メタデータID
E0041903
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
旧杉山家住宅の螺旋階段と書斎に関する考察
キュウ スギヤマケ ジュウタク ノ ラセン カイダン ト ショサイ ニカンスル コウサツ
その他のタイトル
Consideration of spiral staircase and study room in former residential house of Sugiyama family
著者
著者名
高屋, 安優美
Takaya, Ayumi
タカヤ, アユミ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻(号)
13(1)
ページ
11-20
出版者
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
刊行日
2019-09-30
公開日
2020-05-18
抄録
本研究の目的は、明治時代に活躍した歌人、石上露子(1882年~1959年)が自宅2階に螺旋階段によって通じる書斎の増築を望み、実現させた(明治時代後期頃)ことの意味を、近代日本における女性の空間獲得の過程や背景を明らかにする研究の一環として考察するものである。本論文では、住宅の改築に関わり書斎を使用していた多くが男性であった明治時代に、女性が造らせ、使用していたとされる空間を検討対象とすることから、ジェンダー視点から考察を行った。さらに、露子が自らの書斎を持つに至った経緯や彼女自身の意図を伺うことのできる史料は見出されていないため、本報告では主に旧杉山家住宅や石上露子、日本近代の女性と住居の関係性について言及されている文献を参照しつつ、露子にとっての書斎の意味をめぐる解釈について、ひとつの可能性を示すことを試みた。その結果、露子が、結婚後の自らの居場所を確保するために、結婚前に住宅内の2階に書斎を得、そこへと至る螺旋階段を求め造らせたのではないか、と結論づけた。
カテゴリ
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
>
13巻
>
13巻1号(2019-09-30)
紀要論文
関連情報
NAID
40022204522
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URI
http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/18
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
1882-2851
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eISSN
1882-5753
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NCID
AA12316357
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