神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ
https://doi.org/10.24546/E0042092

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E0042092 (fulltext) pdf 555 KB 76

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メタデータID
E0042092
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
公営都市ガス事業民営化の理由・目的・手法
その他のタイトル
Reasons, Purposes and Methods of Privatization of Public City Gas Utilities
著者
著者ID
A0637
研究者ID
1000060247616
著者名
柳川, 隆
Yanagawa, Takashi
ヤナガワ, タカシ
所属機関名
経済学研究科
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
222(1)
ページ
35-47
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2020-07-10
公開日
2021-08-02
抄録
都市ガス事業を民営化する福井市，大津市，松江市，金沢市，仙台市，妙高市を取り上げ，民営化の理由・目的・手法について整理し，その妥当性を検討した。民営化の方式については，従来はすべて事業譲渡され，今回も4 市が事業譲渡をしている。異なる方式を選択したのは大津市における市の出資を伴うコンセッション方式と，金沢市における市の出資を伴う株式会社化である。大津市では長期的な料金の安定性のためコンセッションを選択し，市の施策を反映させるために市の出資をすることとしたが，事業譲渡を採用して，料金の安定と導管網の整備は承継事業者と市場の競争に委ねてもよかったと考えられる。その点，仙台市が事業譲渡を選択したことは合理的であろう。一方，金沢市が長期的な料金の安定化と地域経済の活性化のために市の出資を伴う株式会社を選択したことは合理的であろう。福井市，松江市，妙高市も金沢市と同様の選択があり得ただろう。
キーワード
都市ガス
民営化
事業譲渡
コンセッション
株式会社化
カテゴリ
経済学研究科
国民経済雑誌 ＞ 222巻 ＞ 222巻1号（2020-07-10）
紀要論文
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NAID
40022329607　CiNiiで表示