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https://doi.org/10.24546/E0042383
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E0042383 (fulltext)
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964 KB
110
メタデータ
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メタデータID
E0042383
アクセス権
open access
出版タイプ
Version of Record
タイトル
貿易摩擦と世界貿易ネットワーク
その他のタイトル
Trade Friction and World Trade Network
著者
著者名
清田, 耕造
Kiyota, Kozo
キヨタ, コウゾウ
言語
Japanese (日本語)
収録物名
国民経済雑誌
巻(号)
223(1)
ページ
13-28
出版者
神戸大学経済経営学会
刊行日
2021-01-10
公開日
2022-02-01
抄録
英国のEU からの離脱(Brexit),米中,そして日韓の貿易摩擦と,ここ数年,貿易をめぐる各国間の対立が深刻化しており,世界経済の大きな懸念材料となっている。それでは,このような貿易摩擦の拡大に伴い,世界の貿易ネットワークは大きく変化しているのだろうか。ここで貿易ネットワークとは,国と国を貿易によってつないだ貿易網を意味している。上記の問いに答えるため,本論文は,2000年から2019年までの世界180カ国の二国間貿易ネットワークを分析した。ネットワーク分析に基づく分析の結果,過去20年間を通じて,世界の貿易ネットワークの中心が欧米諸国から中国へと変化しており,直近においてもその傾向に変化がないことが明らかになった。この結果は,少なくとも現時点においては,米中の貿易摩擦が世界貿易における米中の重要性に与える影響が限定的であることを示唆するものである。また,中心性指標の変化から,世界貿易ネットワークの中でも日本の重要性の低下が顕著であることを確認した。さらに,世界の貿易ネットワークが中国へと一極化していることも明らかになった。この結果は,潜在的には,中国の貿易の変化がより多くの国々に影響を及ぼしうることを示すものである。
キーワード
貿易摩擦
二国間貿易
ネットワーク
中心性
カテゴリ
国民経済雑誌
>
223巻
>
223巻1号(2021-01-10)
紀要論文
関連情報
NAID
40022471600
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資源タイプ
departmental bulletin paper
ISSN
0387-3129
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NCID
AN00090962
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